ククの日常&子育てブログ

またブログを始めてみようかなと思います。

月命日

4月24日に父方の大好きなおばあちゃんが86歳で亡くなり、
25日に通夜、26日に葬式がありました。


父は長男なのでお葬式を立派に務め上げました。


夜が明けた次の日


父が仕事前には必ず読む新聞を取っていないことに気づいた母が


父の寝室へ行くと


どういう訳か


いったい何が起こったのか


手、足、頭が硬直し冷たくなった父がそこにいました。


鼠径部だけはまだ温かかった。


そして、願い叶わず
最後に父のぬくもりを感じられたのは、その瞬間が最期になってしまいました。


今年の9月に還暦を迎えるはずだった父。


3姉妹と孫4人で賑やかにお祝い出来たらいいねと
お姉ちゃんと話していた矢先のこと。



祖母、そして父が亡くなって


今日であの日から丸3か月。


母はもちろん、家族全員深い悲しみと喪失感の中で子育てと
事務手続きを皆で協力しながら、なんとか日々を過ごしてきました。



持病や通院もなく前日まで本当に元気だった父。


亡くなった27日の朝、
まるで布団ですやすやといい夢でも見ているような、
本当に穏やかな顔をしていました。


人はいつまで生きられるかは誰にも分らないんだという当たり前のことを
こういう形で経験することになり


私はおかげさまで生かされているという気持ちがとても強くなりました。


父にとって4人目の孫で初めての女の子だったみっちゃん。


毎日猫なで声で可愛がってくれました。


気が早い父は、4歳くらいの子が履くような靴を
可愛かったからとプレゼントしてくれました。


将来みっちゃんが受け取ることの出来るおじいちゃんからの
最初で最後のプレゼント。


せめて、この靴をみっちゃんが履いて歩くまではその目で成長を見届けて欲しかった。



たくさんの愛を
本当に、ありがとう。



今日はお父さんが好きだった黒霧島の焼酎をお供えしてあるから
好きなだけ呑んでね。